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はじめに

近年、日本の地方鉄道は存続の危機に直面しています。

特に、山間部を走る路線は利用者が減少し、存廃が議論されることが多くなっています。

今回は、そんな路線の一つである「JR芸備線」を訪れ、実情を見てきました。

特に、備後庄原〜新見間の区間は存廃が議論されているため

今回はその区間のうち備後落合駅〜備後庄原駅間で乗車しその実情を肌で感じてきました。


芸備線とは?

概要

JR芸備線は、広島県と岡山県を結ぶ全長約160kmの鉄道路線。

沿線には美しい自然や歴史的な名所が点在していますが、近年の人口減少や交通手段の多様化により

利用者数は減少の一途をたどっています。

特に、備中神代〜備後庄原間は、地元住民も少なく利用者が少ない状態が続いています。

乗車前の準備

切符の購入

まずは、備後落合駅から備後庄原駅までの切符を購入します。

しかし、備後落合駅は無人駅。さらに車掌も乗務していないので乗車券を買うことは出来ず。

なので、降車駅である備後庄原駅下車時に下車時に精算する事に。

駅の雰囲気

備後落合駅は、静かな山間の駅で、周囲は自然に囲まれています。

駅舎は古いですが、構内では備後落合駅や芸備線,木次線の歴史が展示されています。

待合室には、地元の特産品や観光情報が掲示されており、訪れる人々を温かく迎えてくれます。


いざ、出発!

車内は、”18きっぱー”と呼ばれる鉄道ファンが多くいて、車内は満員に。

列車が発車すると、出発直後から周囲が緑と山ばかり。

さらに山を避けるように線路が敷設されているため、時折15km/h程の速度での走行。


存廃の議論

国・自治体・JR西日本による「再構築協議会」が設置され、備後庄原〜備中神代間が協議の対象に。

芸備線の存続には、地域の人々の協力や観光資源の活用が不可欠です。

地元住民や観光客の利用を今まで以上に促進することで、より多くの人々に利用される路線に生まれ変わる可能性があります。

私たちも、地元の魅力を発信し、観光客を呼び込む努力が求められています。

まとめ

芸備線の旅は、単なる移動手段ではなく、地域の魅力を再発見する貴重な体験でした。

存続が危ぶまれるこの路線が、今後も多くの人々に愛され続けることを願っています。

鉄道の旅を通じて、私たち一人一人が地域の大切さを考えるきっかけとなれば幸いです。


このブログ記事は、芸備線の魅力を伝え、地域の存続について考える一助となることを目的としています。地域の鉄道が存続するためには、私たちの理解と支援が必要です。ぜひ、次回の旅行の際には、芸備線を訪れてみてはいかがでしょうか。

カテゴリー: 取材後記

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